何度勉強しても定着しないことでお馴染みのDNSまとめ

  • ネームサーバ
    • 各節(node)にいる。
    • 自分の直下(葉・節)の、ドメイン情報を管理する。
    • 自分が管理するドメインの情報を「リソースレコード」として保持している。
  • リソースレコード
    • リソースレコードには、「Aレコード」や「NSレコード」等がある(←Typeフィールドで区別):
      • A(Adress)レコード:
        • ドメイン名とIPアドレスの対応を示すレコード。
        • 基本となるリソースレコードで、よく他のTypeのレコードとセットで使われることが多い。
      • NS(NameServer)レコード:
        • そのドメイン自身と、それより下のドメインを管理するネームサーバの情報を示すレコード。
        • より下位のネームサーバの場所を答えるために存在する。
        • RDATA(リソースレコードのデータ領域)には、そのゾーンのネームサーバを記述する。
        • Aレコードと2つセットで使用する(じゃないとネームサーバのIPアドレスが分からない)。
      • SOA(StartOfAuthority)レコード:
        • ゾーン情報の管理パラメータを示すレコード。
        • セカンダリネームサーバとのゾーン情報の交換に使う。
  hoge.com.          NS ns.hoge.com.
  child.hoge.com.    NS ns.child.hoge.com.  // ← child.hoge.com. を管理しているネームサーバは ns.child.hoge.com. で、
  ns.hoge.com.       A  192.168.0.100
  ns.child.hoge.com. A  192.168.1.100       // ← そのIPアドレスは192.168.1.100。
  • プライマリサーバ、セカンダリサーバ
    • “インターネット上でドメインを管理する場合、最低2台のネームサーバを使うことが必須となっている”。
    • ゾーン転送:
      • プライマリサーバが持つすべてのリソースレコードを、セカンダリサーバにコピーすること。
      • SOAレコードに記述されたルールに従って実行される。
        • Refresh時間になったら、セカンダリ側からキックされる。
        • まずSOAレコードを要求し、Serial値(=2014101001とか書いてあるらしい)を見て、全レコードの取得の必要性を確認する。
    • ゾルバで使用されている用語と区別したい:
  • Dynamic DNS
    • DHCPなんかで、IPアドレスがコロコロ変わっても安心。
      • ネームサーバのAレコードを自動的に更新する。
      • ただし、ネームサーバにDNS Update要求をする必要あり(クライアント or DHCPサーバが)。

……というか、時間がある場合は、やっぱりペラペラとでも以下を読んだほうがよい。分かりやすい。